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明日に架ける橋(パイオニアリング集会)
パイオニアリングとは、ロープと木・竹材を使い、縛りと結びを駆使して工作物を作る技術のことで、橋や信号塔などの大型の工作物を作れることは、スカウトたちにとってのステータスとなっています。
しかし、大きいから故、安全に対する高い知識や技能が求められ、また、各団の少ない人数では実施が難しいことから、地区において技能章考査集会を実施しています。今年も7月18日に実施し、ベンチャースカウトを中心に14名のスカウトが参加しました。
炎天下の中、マスクを着用しながらの作業は辛く、こまめに日陰で休み水分補給を行うなど、熱中症対策にも配慮し、2グループに分かれ「モンキーブリッジ」を作製しました。
フレームとなる部材の縛りは、普段のスキルで無難にこなしたものの、橋のメインロープや手すりのロープをどうしたら強く張れるのか、作業のどこに危険が潜んでいるのかなど、指導者の説明を真剣に聞き、無事、2基の橋が完成し、みんなで渡り初めを行いました。
大きいほうの橋は2m以上の高さとなり、不安定な足元にハラハラしながら渡っていました。自分たちで作った橋の完成に、それぞれの誇らしげな表情が写真からも感じられるのではないでしょうか。
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